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共同通信
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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は15日、フランス・ストラスブールの欧州議会で今後1年の施政方針について演説し、インド太平洋地域への関与を強める考えを表明した。アジア経済の重要性と同地域における中国の存在感の高まりが背景にある。
EUは最近、人権問題などを理由に対中強硬姿勢を強めている。16日には、EUとして初めてのインド太平洋戦略の詳細を発表する予定。
フォンデアライエン氏は、EUの繁栄と安全保障にとって同地域の重要性が増していると指摘した。