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共同通信
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【モスクワ共同】ロシア下院選(定数450)は18日、3日間の投票期間で最初の休日を迎えた。世論調査に基づく予想ではプーチン政権与党「統一ロシア」の第1党の座は揺るがないものの、定数の3分の2に当たる300議席の獲得は微妙な情勢。投票は19日が最終日で同日開票される。
下院で統一ロシアが単独で3分の2を確保すれば、上院が否決した法案を下院で再可決し成立させることが可能なほか、野党による大統領弾劾提案も困難になり、政権側は大きな権限を維持できる。2024年に任期が切れるプーチン大統領が続投を目指すかどうかの決定にも影響するとみられ、結果が注目される。