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共同通信
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【モスクワ共同】ロシア下院選(定数450)は19日開票され、プーチン政権与党「統一ロシア」は過半数の議席を得る見通しとなり、幹部が勝利を宣言した。ただ、前回と比べ得票率は低く、現有の334議席から後退するとみられる。
統一ロシアが下院で強い権限を維持するために必要な3分の2の議席に届くかどうかが焦点。同党幹部は19日、ロシア通信に対し、定数の3分の2に当たる300議席を確保できそうだと語った。支持低迷が伝えられていたが、選挙戦の終盤でプーチン大統領がてこ入れしたことなどが奏功したとみられる。