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共同通信
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【ニューヨーク共同】ビデオ会議システムを運営する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズによるコールセンター企業の買収について、米当局が安全保障上のリスクを懸念し調査していることが21日、分かった。ズームが中国と関係が深いことが背景にあるとみられる。
ズームは7月に約1兆6千億円で米ファイブ9を買収すると発表した。ファイブ9は、顧客からの問い合わせに電話やチャット、メールで答えるクラウドサービスを企業に提供している。電気通信サービスに対する外国人の関与を審査する省庁間委員会が、米連邦通信委員会(FCC)に対し、買収のリスクについて検討するよう求めた。