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子ども用ワクチン、安全性を確認
ファイザー、月末にも緊急使用許可を申請へ

ファイザーとバイオ製薬の独ビオンテックは20日、共同開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、5~11歳の子どもを対象とした臨床試験の結果、中和抗体の増加と安全性を確認したことを明らかにした。強い免疫反応が生じたことで、より広範なワクチン接種の見通しが近づいたとしており、ファイザーは早ければ今月末にも当局に対し、米国での緊急使用許可を申請する意向だ。ウォール・ストリート・ジャーナルが同日、報じた。
ファイザーによると、今回の治験には約2300人の子どもが参加。大人の3分の1の量にあたる10マイクログラム量のワクチンを3週間おきに2回接種した。接種を終えた子どもたちは、2回目の接種から1ヶ月後には、通常量の30マイクログラムを接種した16~25歳の人たちと同様の抗体レベルが生成されていた。また、16~25歳までの人と比べて、発熱や悪寒などの副作用が少なかったという。
デルタ株の流行で、全米では入院を余儀なくされる子どもが増えており、多くの親たちは、自らの子どもを守るために、ワクチンの接種を待ち望んでいる。ジョンズ・ホプキンス大学の感染症専門医で、責任医師として治験を担ったカウサー・タラート博士は「最優先事項は、子どもたちにワクチンを接種して、学校で安全に過ごせるようにすることだ」と期待を寄せている。
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