米国務次官補に知日派

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共同通信

 【ワシントン共同】米上院本会議は23日、日本を含む東アジア・太平洋地域の外交実務を担う国務次官補に、在日米大使館で勤務経験がある知日派ダニエル・クリテンブリンク氏を充てる人事を賛成多数で承認した。同氏は日本など同盟国との関係強化や「唯一の競争相手」と位置付ける中国への対応、北朝鮮の核・ミサイル開発問題に取り組む。

 クリテンブリンク氏は2017年から駐ベトナム大使を務めていた。在中国米大使館でも長年勤務し、日本語と中国語が堪能。北朝鮮政策を担当した経験もある。