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共同通信
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【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、韓国の文在寅大統領が朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言締結を提案したことに対し「時期尚早」だとして拒否するリ・テソン外務次官の談話を報じた。「米国の敵視政策が残る限り、終戦宣言は虚像にすぎない」と指摘し、米国の敵視政策撤回が優先だと強調した。談話は23日付。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹の金与正党副部長は24日、談話で、韓国が「敵対的でなければ、いつでも北南関係の回復や発展について建設的に議論する用意がある」とした。終戦宣言提案に一定の評価をしながら「敵対的な態度を捨てなければならない」と要求した。