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共同通信
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【ワシントン共同】米国防総省は27日、音速の5倍以上の速度で飛ぶ極超音速ミサイルの飛行実験を先週行い、成功したとの声明を発表した。同実験の成功は初めてという。研究開発を担当する国防高等研究計画局(DARPA)の関係者は、次世代戦力の実用化に向け「一歩前進した」としている。
国防総省は実験した場所や具体的な日時を公開していない。DARPAによると、米レイセオン・テクノロジーズが開発したミサイルが航空機から切り離され、極超音速を生み出す米ノースロップ・グラマン製の「スクラムジェットエンジン」を活用して飛行した。