Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】米上院軍事委員会は28日、アフガニスタン駐留米軍撤退と今後の対テロ作戦についてオースティン国防長官らを呼び公聴会を開いた。8月30日の撤退完了後、オースティン氏が議会で証言するのは初めて。議員らは出口戦略で大きな混乱を招いた責任を追及するとみられる。
オースティン氏は、アフガン政府軍がイスラム主義組織タリバンと戦わずに崩壊したことに「驚いた」と述べ、幹部の腐敗があったと主張した。
米軍はタリバンがアフガンの実権を掌握する時期を見誤り、米国人らの退避支援が続いている。