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共同通信
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【シンガポール共同】シンガポール政府は28日、2021年6月時点の人口が前年比4.1%減の約545万人だったと発表した。新型コロナウイルスによる経済危機で外国人の就労条件を厳格化したほか、感染対策で入国管理を厳しくしているため。人口減は2年連続で下げ幅は過去最大だった。
シンガポールは外国人技術者や労働者の受け入れで経済成長を続けてきたが、近年国民の間で雇用機会を外国人に奪われるとの危機感が強まっていた。
シンガポール政府によると、国民と永住権保持者は1.4%減の約399万人だった一方、外国人は10.7%減の約147万人だった。