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共同通信
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大型で非常に強い台風16号は28日、日本の南の海上を北寄りに進んだ。10月2日ごろにかけて、南西諸島や小笠原諸島、西日本から北日本の太平洋側で、うねりを伴った大しけとなる所があり、気象庁が高波に警戒を呼び掛けた。10月1日ごろには伊豆諸島にかなり接近する見通しで、関東沿岸を含め暴風となる恐れがある。
気象庁によると、台風は29日午前0時現在、時速約10キロで北へ進んだ。中心気圧は935ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。中心から半径185キロ以内は風速25メートル以上の暴風域。