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共同通信
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【北京共同】朝鮮中央通信は29日、北朝鮮の国防科学院が新たに開発した極超音速ミサイル「火星8」の発射実験を28日午前に北部慈江道で行い「目標とした全ての技術的指標が、設計上の要求を満たした」と伝えた。北朝鮮は28日朝に慈江道から飛翔体1発を発射しており、これを指すとみられる。
極超音速ミサイルは音速の数倍以上で飛行し、従来のミサイル防衛システムでの迎撃は難しいとされる。北朝鮮の主張が事実なら、日米韓には新たな脅威になる。
今年1月の朝鮮労働党大会で金正恩党委員長(現総書記)が「極超音速滑空弾頭」を近く導入すると表明していた。