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共同通信
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大型で非常に強い台風16号は30日、日本の南の海上を北寄りに進んだ。勢力を保って10月1日の明け方から昼すぎに伊豆諸島へ最接近する見込みで、東日本や東北の太平洋側を中心に暴風や大雨となる恐れがある。気象庁は、土砂災害や低地の浸水、河川の増水・氾濫、高波に警戒を呼び掛けている。
気象庁によると、1日の予想最大風速(予想最大瞬間風速)は伊豆諸島35メートル(50メートル)、関東と東海25メートル(35メートル)、東北20メートル(30メートル)。特に伊豆諸島では電柱が倒壊したり、建物の一部が飛散したりする猛烈な風が吹く恐れがある。