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共同通信
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新型コロナウイルス感染拡大に伴う19都道府県の緊急事態宣言と8県のまん延防止等重点措置が全面解除された。どの地域にも宣言や重点措置が出ていないのは約半年ぶり。行動制限が段階的に緩和され、長引いた自粛期間がようやく一区切りとなる。休業していた各地の観光施設も1日から再オープンし、人の往来や対面での交流が自由に行われる日常生活の回復に向けて一歩を踏み出した。
宣言や重点措置が全国のどこにも出ていない状況は4月4日以来。政府は全面解除に合わせて感染対策の指針「基本的対処方針」を改定し、対象だった地域で飲食店の営業時間延長や酒類提供の解禁を可能とした。