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共同通信
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【ワシントン、モスクワ共同】米国とロシアは9月30日、核軍縮などについて話し合う2回目の「戦略的安定対話」をスイス・ジュネーブで開き、将来的な軍備管理の原則や米ロ両国の戦略面に与える影響を協議する二つの作業部会を設置することで合意した。米側は中国の急速な核軍備増強に懸念を示した。米国務省が共同声明を公表し、ロシア側がメディアに会談内容を明らかにした。
バイデン米政権はロシアと協議を重ねながら、唯一の競争相手と位置付ける中国も軍備管理の枠組みに引き込みたい考えだが、中国は消極的で見通しは立っていない。