Published by
共同通信
共同通信
【エルサレム共同】イスラエル軍が占領するヨルダン川西岸ヘブロン郊外で2日、左派系ユダヤ人や地元パレスチナ人が占領反対のデモを実施した。ヘブロン郊外では9月下旬、ユダヤ人入植者らがパレスチナ人集落を襲い、3歳児を含む約10人が負傷。デモに参加した数百人は入植者の暴力に抗議し「占領やめろ」と叫びながら行進した。
参加したイスラエル国会議員でユダヤ人のオフェル・カシフさんは取材に「占領地からパレスチナ人を追い出すというイスラエル政府の民族浄化政策が、入植者の暴力にお墨付きを与えている」と指摘。「占領を終結するため国際社会が介入してほしい」と訴えた。