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共同通信
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【ベルリン共同】9月のドイツ連邦議会(下院)選挙で第3党になった環境保護政党「緑の党」と第4党の中道、自由民主党(FDP)の両党は6日、第1党の中道左派、社会民主党(SPD)との3党連立政権樹立に向け、協議を進めるとの考えを示した。3党は7日に会合予定。SPD政権の樹立に不可欠な両党の連立参加に向け前進した。
SPD政権が発足した場合、手堅い手腕で知られるショルツ財務相(63)が新首相に就く。メルケル首相の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)も両党との連立を求めてきたが、大きな打撃となった。