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NY公共図書館、延滞料廃止へ
書籍や資料の返却怠っても

ニューヨーク市の公共図書館は、書籍や資料の返却を怠った場合に発生する延滞料を廃止する。ゴッサミストが5日、報じた。
カリフォルニア州サンフランシスコ市やイリノイ州シカゴ市での訴訟を受けた対応。廃止するのは、ニューヨーク公共図書館(ブロンクス、マンハッタン、スタテン島を管轄)とブルックリン公共図書館、クイーンズ公共図書館。対象は書籍だけでなく、資料なども含まれる。また、現在発生している延滞料はすべて取り消される。ただ、書籍を紛失した場合は、買い替えにかかる料金が請求される。以前は、15ドル(約1670円)以上の罰金を払っていない利用者の図書館カードはブロックされ使えなくなったが、この制度もなくなる。
資料を借りてから1カ月返却しないと、紛失として扱われ、買い替え料金を請求される。遅延した場合でも、資料を返却すれば手数料はかからない。1カ月以上返却せずに買い替え料金が発生した際は、カードがブロックされ、新たな書籍や資料を借りることは不可能となる。カードがブロックされても、コンピューターや電子書籍、その他のデジタルサービスにはアクセスできる。2019年には、約5万人の市の図書館利用者が25~50ドル(約2780~5570円)の料金を滞納。債権取り立て会社に報告されていた。
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