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共同通信
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名古屋市の河村たかし市長が東京五輪ソフトボール選手の金メダルをかじった問題を巡り、市議会の総務環境委員会は8日、河村氏が責任を取るとして提出した3カ月分の給料計150万円をカットする条例案を否決した。河村氏の答弁が真摯に反省していると認められず、責任の取り方が不明確としている。
河村氏と対立する自民党など大半の会派が反対した。委員会では「河村氏は『自省、猛省、自戒。社会にええことをしていく』と述べるのみで、行政の長としての責任と政治的な責任があいまい」「責任の処し方として唐突に給与返上を表明したが、議会側に相談もなかった」などの意見が上がった。