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共同通信
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【ニューヨーク共同】クーデターを起こした国軍への批判を続けるミャンマーのチョー・モー・トゥン国連大使は7日、国連総会第3委員会(人権)で演説し、国軍による殺人や拷問などの人権侵害は「人道に対する罪に相当する」として、国際社会に対し国軍への圧力を強めるよう求めた。
チョー・モー・トゥン氏は、弾圧による死者はこれまでに女性や子どもを含む1100人以上に達したと指摘。「私たち全員が歴史の正しい側に立つことを心から願う」と訴えた。
国軍は同氏に代わる新大使を任命する意向で、総会は誰を正式な大使と認めるか信任状委員会で今後議論する。