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共同通信
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外務省は9日、在アフガニスタン日本大使館と国際協力機構(JICA)同国事務所の現地職員ら計53人が、8日に日本へ到着したと発表した。いずれも日本政府の要請を受けた中東カタール政府が手配した民間機により出国し、カタール経由で来日した。政府が退避支援対象とするアフガン人が、危険とされる陸路を使わず日本に着いたのは初めて。
内訳は大使館職員とその家族が計27人、JICA職員と家族が計26人。アフガンの現地職員らは9月中旬から10月初めにかけて50人以上が陸路で近隣国に出国した後、日本に入っており、来日した退避支援対象者は100人を超えた。