ジャーナリストにノーベル平和賞

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共同通信
ノーベル平和賞受賞が決まったフィリピンのジャーナリスト、マリア・レッサ氏=2019年3月、マニラ(ロイター=共同)

 【オスロ共同】ノルウェーのノーベル賞委員会は8日、2021年のノーベル平和賞をロシアの新聞「ノーバヤ・ガゼータ」のドミトリー・ムラトフ編集長とフィリピンの著名な女性ジャーナリスト、マリア・レッサ氏の2人に授与すると発表した。授賞理由に「民主主義と恒久平和の前提である表現の自由を守る努力」を挙げた。

 授賞式は12月10日にオスロで開かれ、賞金1千万スウェーデンクローナ(約1億2700万円)が贈られる。ノーベル賞委は受賞者を式典に招くかどうか、新型コロナウイルスの感染状況を考慮して今月中旬に発表する。

ストックホルムのノーベル財団=2015年