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屋外飲食恒久化に向け、意見募集
施設のデザイン、ルールを改善へ

ニューヨーク市の都市計画局(DCP)と交通局(DOT)はこのほど、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う飲食店の屋外営業プログラム「オープン・レストラン」に絡み、施設のデザインやルールの改善に向け、市民から意見を募集する方針を明らかにした。ゴッサミストが6日、伝えた。
オープン・レストランは、デブラシオ市長が昨年、緊急執行命令として制定。飲食業界に勤める約10万人の雇用が守られたとされる。市と議会は現在、プログラムの恒久化を目指しており、多くのレストラン経営者がその方針に賛意を示している。
DOTのハンク・ガットマン局長は、オープン・レストランについて「ニューヨークのレストラン業界を救ったことに加え、街並みを大胆に再構築する方法を示すことができた」と成果を強調。同時に「デザインのガイドラインを策定し、プログラムを街の恒久的な一部に変えることで、レストランを市民生活に定着させ、継続的なプログラムとして繁栄させることが可能だ」と今後の流れに期待感を示す。
屋外飲食を巡る現行ルールには、①歩行者が道を通行できるスペースを確保する、②歩道にボルトや穴を開けて、建築物を設置しない、③街路樹を覆ったり、触れたりしない、④消火栓や道路標識をふさがない―などがある。
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