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共同通信
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岸田文雄首相は8日午後、就任後初めての所信表明演説を衆院本会議で行った。新型コロナウイルス感染症の対応に関し、司令塔機能の強化や、人流抑制と医療資源確保のための法改正で危機管理を抜本的に見直す方針を表明した。格差是正に向けて中間層を守る「新しい資本主義」を唱え、「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」による実現を呼び掛けた。被爆地・広島出身の首相として「核兵器のない世界」を目指す決意を示した。
「国民の声を真摯に受け止める信頼と共感を得られる政治が必要だ」と力説。自身と全閣僚による市民との車座対話を始め、対話重視の姿勢を明確にした。
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