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共同通信
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【サンパウロ共同】チリの検察は8日、ピニェラ大統領の家族が友人との間で特別な条件で鉱山の売買契約を結んでいたとして贈収賄などの容疑で捜査を開始すると発表した。国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が入手した「パンドラ文書」で契約内容が報じられたことを受けた。現地メディアが報じた。
ピニェラ氏の家族は2010年、所有していたチリのドミンガ鉱山を友人に売却。契約は英領バージン諸島で行われた。売買の条件として同鉱山を環境保護区の対象にしないことが盛り込まれた。同鉱山の開発は希少なペンギンの生息地を脅かすと指摘されていた。
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