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共同通信
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12日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。原油高を背景に企業収益の圧迫懸念を嫌気した売りが先行した。前日の米株式市場の下落も相場の重荷になった。前日終値に比べた下げ幅は一時300円を超えた。
午前終値は前日終値比265円88銭安の2万8232円32銭。東証株価指数(TOPIX)は13.49ポイント安の1983.09。
原油は景気回復で世界的に需要が増加する一方で、産油国の生産ペースが上がらず、価格が急上昇している。前日のニューヨーク原油先物相場では、国際的な指標となる米国産標準油種が約7年ぶりの高値を付け、投資家心理を冷やした。