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共同通信
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【北京共同】朝鮮中央通信は12日、北朝鮮の首都、平壌にある三大革命展示館で11日、兵器を展示する「国防発展展覧会 自衛2021」が開幕したと報じた。金正恩朝鮮労働党総書記が開幕式で演説し「米国は(北朝鮮に)敵対しないとのシグナルを頻繁に送っているが、敵対的でないと信じるに足る行動での根拠は一つもない」と述べ、米国との対話の環境はないとの認識を示した。
金氏は米国が地域の緊張を高めていると批判。北朝鮮の兵器開発は自衛のための抑止力強化だと強調し、引き続き進める意思を強調した。
「主敵は戦争そのもので、南朝鮮(韓国)や米国ではない」とも述べた。