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共同通信
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甲府市の住宅が全焼し、住人の井上盛司さん夫婦とみられる遺体が見つかった放火事件で、建物には油のようなものがまかれ、出火から短時間で急激に燃え広がったことが13日、捜査関係者への取材で分かった。夫妻の娘への傷害容疑で逮捕された甲府市の少年(19)が、刃物を使っていた疑いがあることも判明。山梨県警南甲府署の捜査本部は、現住建造物等放火や殺人容疑でも捜査を進める方針。
捜査関係者によると、「人を殺してしまった」と出頭した少年は、井上さん方の、10代の姉妹のうち姉と面識があり、捜査本部は事件との関連を調べる。