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共同通信
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【サンパウロ共同】ブラジル・サンパウロに住む日系人男性(72)が、新型コロナウイルスに感染し190日以上の入院を余儀なくされた。今月4日に退院したが、入院費用が約260万レアル(約5300万円)に膨れ上がり、家族がインターネット上で寄付を呼び掛けた。働き者で、地域で慕われていた男性に支援が広がっている。
家族や現地メディアによると、男性は沖縄県本部町出身の父と福岡県出身の母を持つ日系2世のカルロス・マサトシ・ヒガさん。1回目のワクチン接種をした後の今年3月に新型コロナに感染、入院した。