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共同通信
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【ウラジオストク共同】ロシアのグリゴレンコ副首相兼官房長官とフスヌリン副首相が15日、北方領土の択捉島を訪問した。ロシア要人の北方領土訪問は7月のミシュスチン首相以来。岸田政権下では初の訪問で、日本側をけん制する狙いがありそうだ。
日本外務省は、ロシア要人の北方領土訪問は「わが国の立場と相いれない」として事前に中止を申し入れていた。相次ぐ要人訪問はロシアが4島開発を重視する姿勢の表れといえる。
副首相2人はミシュスチン氏の指示を受け、島の最大集落、紗那(ロシア名クリーリスク)で国の予算で新設備導入を予定する病院や、民間の水産加工場を視察する。
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