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共同通信
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宇宙作業用ロボットを開発するギタイジャパン(東京)は、国際宇宙ステーション(ISS)内でロボットアームを使った実証実験を開始した。人工知能(AI)を搭載し、太陽光パネルを自動で組み立てる計画で作業は数日間の予定。宇宙開発競争が熱を帯びる中、安価な労働力として宇宙でのロボット需要は拡大しそうだ。
2016年設立のギタイは、東京都大田区に本社を置くベンチャー企業で、宇宙飛行士に代わって作業するロボットを開発している。実験で使用するロボットアームは、米著名起業家のイーロン・マスク氏が率いる米スペースXのロケットに載せられ、8月にISSに届けられた。