米、債務上限拡大法が発効

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共同通信
米債務上限関連の会合で話すバイデン大統領=6日、ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は14日、連邦政府の借入限度額を定めた債務上限を拡大し、12月3日まで政府資金を確保する法案に署名した。同法は発効し、資金が枯渇して米国債がデフォルト(債務不履行)に陥る危機を当面、回避した。

 法律では、債務上限を現行の28兆4千億ドル(約3200兆円)から4800億ドル引き上げる。議会の上下両院が12日までに可決していた。

 債務上限を巡っては、トランプ前政権下で2年間の適用停止を超党派で実施した。期限が切れたため今年8月に復活。米財務省は、上限引き上げなどをしなければ10月18日にも資金が枯渇する恐れがあるとしていた。