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共同通信
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【ニューヨーク共同】米マイクロソフト傘下のビジネス向け会員制交流サイト(SNS)リンクトインは14日、中国でのSNS事業から撤退すると発表した。米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は、これにより中国で公式に運営される米大手SNSは消滅すると伝えた。
リンクトインは声明で、撤退理由について「(中国政府からの)法令上の要求が厳しく、困難な運用環境に直面した」と説明した。情報統制を強める習近平指導部の意向が背景にあるとみられる。
リンクトインは今年末までにSNSを閉鎖し、中国独自の求人関連サービスを始める方針を示した。