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共同通信
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【ワシントン共同】米商務省が19日発表した9月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は、年率換算で前月比1.6%減の155万5千戸となった。2カ月ぶりのマイナスで、住宅価格の値上がりが影響したとみられる。新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が停滞していた前年同月との比較では7.4%増だった。
主力の一戸建て住宅は前月比で横ばいだったものの、集合住宅が減った。地域別では北東部と南部がマイナス、中西部、西部はプラスだった。
着工件数の先行指標となる建設許可件数は、前月比7.7%減の158万9千戸。前年同月からは横ばいだった。