「復縁かなわず憎しみに」

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共同通信

 兵庫県尼崎市のマンション敷地内で住人の医療系事務員森本彩加さん(28)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された元夫森本恭平容疑者(33)=同県西宮市=が動機について「復縁が思うようにいかずだんだん憎しみに変わっていった」との趣旨の供述をしていることが20日、捜査関係者への取材で分かった。

 恭平容疑者はこれまでの調べに「殺すつもりで刺した」と容疑を認めており、尼崎南署捜査本部は彩加さんとの離婚やその後の人間関係を巡るトラブルなどから強い殺意があったとみて調べる。