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共同通信
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【モスクワ共同】ロシア主導でアフガニスタン情勢を協議する会議が20日、モスクワで開かれた。アフガンで暫定政権を樹立したイスラム主義組織タリバンの代表も出席し、アフガン復興に向けた人道支援やテロ対策を議論した。
ロシアはアフガンがテロの温床となり、過激派組織「イスラム国」(IS)などが旧ソ連の中央アジアやロシアに飛び火することを警戒。会議を主催しアフガン再建で主導権を握る狙いがある。
ロシアのラブロフ外相は会議冒頭、アフガンの不安定化を「多くのテロリスト集団が利用しようとしている」と述べた。
米国は「参加する立場にない」として今回の出席を見送った。