前米大使、日本の司法批判

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共同通信
米外交委員会公聴会で発言するビル・ハガティ前駐日大使=20日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米南部テネシー州選出の上院議員のハガティ前駐日大使は20日の外交委員会公聴会で、金融商品取引法違反罪に問われ東京地裁で公判中の日産自動車元代表取締役グレゴリー・ケリー被告が長期拘束により「不当で残酷な扱いを受けている」と訴え、日本の司法制度を「時代遅れだ」と批判した。

 ケリー被告の地元はテネシー州。ハガティ氏はエマニュエル次期駐日大使候補の人事承認公聴会で、エマニュエル氏に対応を要求。同氏は大使として承認されれば「最優先課題の一つ」として取り組む考えを示した。