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共同通信
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【ワシントン共同】31日投開票の衆院選の在外投票が20日、米国の在外公館で始まった。新型コロナ感染者数が世界最多の米国で、コロナ流行後の大規模な在外投票は初めて。消毒や換気など感染予防に神経をとがらせた特別仕様の会場に、来場者からは「安心」との声が上がった。海外でも投票しやすい制度へ改善を求める意見も出た。
首都ワシントンの日本大使館では午前9時半から投票開始。窓が開けられたままの会場内には外務省が世界各地の投票所に届けた消毒液スタンドが並び、鉛筆は次の人が使わないよう使用済みカップに。期間中に300~400人を見込む来場者の接触を減らす工夫も凝らした。