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共同通信
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静岡県熱海市は22日、7月に起きた大規模土石流を受けて市内のホテルに設置していた避難所を21日に閉鎖したと発表した。
市は自宅を流されるなどした被災者向けに、市内のホテルを避難所として利用。9月15日を期限とし、県などが用意した公営住宅や民間賃貸住宅への入居を進めていたが、その後も引っ越し先が決まらない人などのために延長していた。
県によると今月1日時点での避難者数は10世帯20人だった。
土石流は7月3日午前10時半ごろ発生。県によると流失した44棟を含む計64棟が全壊か半壊となった。26人が死亡し、依然1人が行方不明となっている。