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共同通信
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外務省が所管する国際交流基金(東京)は新型コロナウイルス流行後、中断していた外国の日本研究者受け入れの再開を決めた。同基金が24日までに明らかにした。今月28日に欧米やアジアなどから計55人が来日する。11、12月にもそれぞれ入国日を指定し、一定数の研究者を受け入れる方向で調整中だ。
欧米では、コロナ禍が下火になった最近は日本からの研究者を受け入れつつあるが、日本は欧米からの入国に門戸を原則的に閉ざし続け、批判されている。こうした現状や在外の日本研究支援の重要性に鑑み、受け入れ再開を決めた。学術交流の再活性化に弾みがつきそうだ。