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共同通信
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【タシケント共同】中央アジア・ウズベキスタンの大統領選で25日、現職シャフカト・ミルジヨエフ大統領(64)が80.1%の得票率で再選を果たした。24日投票された選挙の暫定結果を中央選管が発表した。2期目は経済の底上げや、タリバン暫定政権下の隣国アフガニスタンを含めた地域の安定が課題となる。
ミルジヨエフ氏は、旧ソ連末期から強権支配を続けたカリモフ前大統領の死去に伴い、2016年に大統領に就任。経済を中心に対外開放にかじを切った。外貨規制緩和や査証(ビザ)免除などで外国から投資や観光客を呼び込み、「改革派」を印象づけた。