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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は28日、2度目の外遊として欧州に向かう。国際協調を訴えた6月の初外遊後、アフガニスタン駐留米軍の一方的撤退に伴う混乱など同盟国との関係に亀裂が入る出来事が続いた。国際社会の主導役を狙う気候変動対策では、柱となる国内法案の成立へ向けた動きが与党民主党内の対立で停滞。揺らぐ信頼の回復が焦点となりそうだ。
バイデン氏は10月30~31日にローマでG20サミット、11月1~2日に英グラスゴーでCOP26の首脳級会合に出席する。
中国の習近平国家主席は両方とも対面出席しない見通しで、会談を模索したバイデン氏には肩透かしになった。