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共同通信
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【ワシントン共同】米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は27日までに米ブルームバーグテレビのインタビューで、中国が迎撃困難とされる極超音速兵器の発射実験を今夏に行ったとし「重大な出来事で非常に懸念している」と述べた。旧ソ連が1957年に世界初の人工衛星スプートニクを打ち上げた際の米国の衝撃に近いものがあるとの認識も示した。
極超音速兵器は、音速の5倍以上の速さで飛行し迎撃困難とされる。米メディアによると、米当局者が今回の中国の同兵器実験を明言したのは初めて。