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共同通信
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【ローマ共同】バイデン米大統領とフランスのマクロン大統領は29日、ローマで会談した。オーストラリアの原子力潜水艦導入計画によって関係が悪化して以降、米仏首脳の直接対話は初めて。バイデン氏は関係修復を図り、中国をにらんでインド太平洋地域で米仏協力を強化したい考えだ。
バイデン氏は会談冒頭、オーストラリアの原潜導入で米英が協力することをフランス側と事前に十分に情報共有しなかったことを踏まえ「われわれはまずいことをした」と述べた。
サリバン米大統領補佐官は28日、大統領専用機で対テロやインド太平洋地域での協力などが盛り込まれた声明を発表する見通しだと述べた。