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共同通信
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【ニューヨーク共同】米会員制交流サイト(SNS)大手フェイスブック(FB)は28日、社名を「Meta(メタ)」に変更したと発表した。成長戦略の柱に位置付ける仮想現実空間「メタバース」に注力する姿勢を鮮明にした。グループの中核であるSNSサービスを巡って高まっている批判をかわす思惑もあるとみられる。
ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は開発者会議で「私たちは人と人をつなぐ技術を構築する企業であり、メタバースは開拓すべき分野だ」と述べた。既に技術者の大量採用や巨額の投資を打ち出している。フェイスブックはSNSの名称として使用を続ける。