RELATED POST
来年夏の旅行先取り予約が増加
ワクチン普及、欧州の国境開放が需要押し上げ

ホテル・旅行業界で、来年の春から夏にかけての予約が増加し、パンデミック前の水準に近付きつつある。ウォール・ストリート・ジャーナルが28日、報じた。新型コロナワクチンのブースター接種の開始や、こども向けワクチンに関するニュースが、旅行の需要回復を後押ししているものとみられる。
ベストウエスタンでは、来夏のホテル予約について、北米の4分の1、欧州の3分の1で2019年の予約を上回った。マリオットインターナショナル社は過去数週間、米国とカナダのホテルの来夏に向けた予約が増加。インターコンチネンタル・ホテルズ・グループでも、来夏の予約は19年10月時点での翌年夏の予約数とほぼ同じ割合まで伸びている。目的地として最も人気があるのは、イタリアやクロアチア、ギリシャ、フランスなどの欧州各国。各航空会社は需要に備え、路線の拡大や増便を計画している。
ヨーロッパを中心に国境開放や旅行制限の解除が進められ、今後数週間から数カ月の間で予約が増えることが予測されており、数カ月も先の旅行予約が増えている。パンデミックの最盛期であったことし第一四半期では、ビジネス、レジャーいずれも出発まで7日以内の直前の予約が72%を占めていたが、その割合は55%まで低下。19年の49%に近づいた。
→ 最新のニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-
NY名物のステーキ、ずばりオススメの店は? セレブ御用達や「フライドポテト食べ放題」も
-
NY初の「バンダイ」体験型施設に潜入!200台を超えるガシャポンに、アメリカ初のゲーム機も
-
アメリカでいちばん人気の犬の名前は「ルナ」 3年連続でトップ、日本名との違いは?
-
連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』Vol.10 ニューヨーカーはなぜ「手ぶら」で歩く?
-
実は面白い “トレジョ” のアート、ディスプレイからパッケージまで「気が付かないのはもったいない」
-
北米初のユニクロ「カフェ」がNYにオープン、気になるメニューや価格は?
-
無料で雑誌「The New Yorker」の世界にどっぷり浸れる、今行くべき展覧会
-
不要なものを買わない方法 NYタイムズが「節約術」を紹介
-
ニューヨーカーが使う節約術、マンハッタンの無料巡回バスとは? 停留所は33カ所も
-
NYの水道水にまさかの事実 塩分濃度が3倍に、向こう30年で許容量を超える懸念