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共同通信
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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州議会は29日、「法の支配」が脅かされている加盟国への資金供与を凍結する手続きを怠っているとして、EUの行政執行機関、欧州委員会をEU司法裁判所に提訴した。「身内」への提訴は極めて異例で、念頭に置くポーランドに一層厳しい対応を迫った形だ。
ポーランドが特に非難されているのは司法改革。最高裁に懲戒機関が設けられ、裁判官の判断が「政治活動」や「司法機能の妨害」に当たると見なされた場合、免職や減給の恐れが生じる。政権に不利な判決を阻むのが目的だとの批判もあり、欧州委は撤回を求めたが、ポーランドは歩み寄る姿勢を示していない。
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