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共同通信
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【サンパウロ共同】海外で最大の日系人社会を抱えるブラジルで唯一の邦字紙「ニッケイ新聞」(高木ラウル社長、本社サンパウロ)が経営悪化で2021年末に廃刊し、実質的な後継紙として「ブラジル日報」が22年1月に創刊されることになった。関係者が29日、サンパウロで発表した。
ニッケイ新聞は1947年創刊の「パウリスタ新聞」と49年に分派した「日伯毎日新聞」が、98年に合併してできた日刊紙。深沢正雪編集長によると、読者の平均年齢は80歳以上。日本語が読める読者が減少し、最近の発行部数は約3500部に落ち込んでいた。新型コロナの流行が読者や広告主減少に拍車を掛けた。
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