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共同通信
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【ローマ共同】G20サミットが30日、ローマで開幕した。2日間の日程で、この日は世界経済の現状を議論。新型コロナ禍の打撃から回復傾向にあるとしながらも最近のエネルギー価格などの上昇が与える影響を懸念し、物価安定へ各国が協調して対応することを確認する。
今回のG20サミットは2年ぶりの対面開催で、米国のバイデン大統領は現地に赴いた。日本の岸田文雄首相、中国の習近平国家主席はリモートで参加する予定だ。
物価高の背景には、コロナ禍からの経済活動再開で需要に供給が追い付いていないことがある。需要増は物流の停滞も招き、製造業は原材料不足にも悩まされている。