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共同通信
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衆院選で当選した女性候補は45人だった。前回2017年衆院選の47人より2人減った。18年に候補者数の男女均等を目指す「政治分野の男女共同参画推進法」が成立、施行されてから初の衆院選だったが、女性参画は進まなかった。
当選者に占める女性割合は9.7%で、前回の10.1%から0.4ポイント減少した。立候補者で見ても女性186人、17.7%は過去最高水準ではあるが、推進法が政党の努力義務としている「候補者数のできる限り男女均等」には程遠い。女性の当選率は24.2%だった。
男女格差の国際比較で、日本の政治分野は156カ国中147位と低迷する。